2020年3月18日
消費税の増税に伴ってキャッシュレス決済による買い物をした場合、ポイントで最大5%が戻ってくるというキャッシュレス・消費者還元事業が行われていますよね。
⇓詳しくはこちらから確認してください。⇓
https://cashless.go.jp/consumer/index.html
クレジットカードやQRコード決済によるキャッシュレスによる支払方法を選択した場合には、通常の還元ポイントに加えて多くのポイントが付与されるということで、多くの人がキャッシュレス決済を行うようになりました。
その中でも新しくお店でも利用できる機会が増えたQRコード決済は様々なキャンペーンを行うことで利用者を増やしてきました。
中でもpaypayは大規模な還元を沢山行うことで、利用者が増えたはずです。
自分もクレジットカードはポイントが貯まるので以前から行っていましたが、このキャッシュレス還元事業によってpaypayを始めた一人です(;’∀’)
しかし、この還元率に変化が出てくるようです。
目次
QRコードの大手paypayの還元率が変わる
paypayによるpaypay残高への還元率が少しずつ変化を見せていて、2020年4月からはさらに還元率が下がるようです。
2020年3月時点での還元率はこのようになっています。
PayPay決済で最大1.5%戻ってくる!paypayより
この還元率は他のクレジットカードなどに比べると良いものであったといえます。
200円で1ポイントが付いたり、100円で1ポイントが付くものが多い中で100円につき1.5ポイントが付与されたと考えると良いものであったはずです。
この還元率が2020年4月からは、下記のようになるとのお知らせがあります。
PayPay決済で最大1.5%戻ってくる!paypayより
この還元率を見ると、かなり条件が厳しくなっていると感じられます。
前月の利用状態によって還元率がプラスされていく仕組みに変更されていますが、この条件が厳しい!!
決済回数50回なら1日1回以上使わないといけません。
毎日、paypayを使うことのできる店舗で買い物をするわけでもないので、日々コンビニを利用するような方でないと難しいのかな(;’∀’)
10万円以上というのも、日常のほとんどをpaypayで支払えば達成できそうな条件です。
でも使えない場所もありますし、大きな支払い(家賃やローン、光熱費の支払い)は引き落としが多いでしょうから、なかなか難しい条件だと思われます。
手軽さで浸透したわけではない
大都市圏で生活をしていれば、ほとんどのお店でpaypayを使うことができたりしてこれくらいの条件はそれほど難しいものではないのでしょうか?
自分が住んでいる場所で考えるとpaypayだけでこれだけの支払いをすることはなかなか考えずらいものがあります。
還元するのはpaypay側が頑張ってくれているということですが、そもそもpaypayがこれだけ流行ったのは、手軽さを売りにしたQRコード決済だからではないと思われます。
自分の周りの人に聞いても、paypayは還元がすごいから利用しているという回答がほとんどです。
それが還元率に制約が付いてしまうとわざわざ使おうと考える人は少なくなってしまいそうな気がします。
大都市では手軽さを売りに浸透したのかもしれませんが、田舎ではなかなかだと思われます。
還元率に制約が出ることで、細かく考えている人であれば、クレジットカードを使うことができるお店では、クレジットカードを使う方がお得だと考える人もいると思われます。
消費者が重視しているポイント
全員がそうだとは言えませんが、重視するポイントとしては、還元率、手軽さ、ポイントの使いやすさになってくると思われます。
いかに便利に、お得に利用できるかが多くの利用者にとって重要な事です。
私の周りの人たちもpaypayの還元率を知って利用し始めました。
私自身もそうですしね(;^ω^)
還元率の高さ
やはり消費者としては、還元率の高さは重要なポイントです。
使った金額の何%が還元されるかによって、日常で使う金額は同じでも付与されるポイントなどが大きく変わってくるからです。
ですから、ポイ活をしている人や、ポイントを少しでもお得に貯めて利用している人であれば、今回のpaypayの還元率の改悪は、paypay離れを引き起こすことにならないかと考えてしまうのです。
同じ100,000円を使った場合でも、還元率が1.5%であれば1,500ポイントもらうことができます。
ところが、100,000円であっても還元率が1%であれば、1,000ポイント、0.5%であれば500ポイントに下がってしまいます。
多くの買い物をカードやQRコードなどポイントをもらうことができるサービスで行っている人にとっては大きな問題となってきます。
「財布を持たない」よりも・・
QR決済の魅力は何と言っても財布を持たなくても買い物ができることだと言えます。
しかし、財布を持たないというよりも還元率が低くなれば、QRコードの決済そのものを行わないのではないかと考えてしまいます。
スマホと財布と鍵は外出する時の必須アイテムではないでしょうか。
多くの人は、ファッションの1つとして財布を持ち歩いているものです。
そこから考えれば、QR決済は必ず必要なものではなく、より良い還元率に惹かれて行われていると考えられます。
財布を持つことが当たり前になっている状態では、どんなにpaypayを使う人が増えたと言っても元に戻ることもあると言えます。
ポイ活としての利用方法
paypayは使い勝手が手軽というよりもポイ活として利用している人も多いはずです。
ポイントを貯めて、日常の生活をより一層お得に過ごそうとしている人は大勢います。
その人たちにとっては、paypayでなくてもよりお得感のあるサービスを利用することが重要となってきています。
ということは、paypayよりもクレジットカードの方が還元率が高いと分かれば、まずはそちらを使うことになるはずですよね。
私自身も、現在はpaypayで支払える場合には、最も還元率の高いpaypayを利用して、paypayが使えない時には、クレジットカードを利用するようにしています。
しかし、色々な観点から考えた時に、2020年4月からは1%の還元率があるクレジットカードを利用するようにしようと考えています。
QR決済が廃れる可能性
私がQR決済が廃れる可能性があるかもしれないと考えたのは、上記のような考えを持っているからです。
もちろん、paypayにはpaypayの経営方法があるでしょうし、方針もあります。
手軽に使えるからpaypayを利用しているという人にとっては、還元率よりも手軽さを取るでしょう。
また、都会でコンビニを多く使ったり、生活圏にpaypayの利用できる場所が沢山あれば、還元率を維持することも可能です。
これは、あくまで個人の見解であって、私の周りの人の話を集約しただけですからQR決済がなくなるとは言えません。
しかし、この還元率の改悪によって、今までよりも使用される機会は減る可能性があるのではないかと考えてしまうのです。
人それぞれ、使い勝手の良いサービスや気に入ったサービスがありますから、もっと発展していく可能性もあるでしょうけどね。